ジョジョの奇妙な就職面接 その1

今から5年ほど前、アホらしくなって前の仕事を辞めたのだが、次の仕事を見つけるまで、毎日午前中を家の近くの喫茶店やらマクドナルドやらでPCに向かったり本を読んだりしていた。

そのときに暇つぶしに書いていたネタが「ジョジョの奇妙な就職面接」である。当時、再就職の面接をちょこちょこと受けていたものの、どうにも違和感があり、ついついくだらないことを考えていたのを、どこかに発表するあてもないのに書いていたわけだ。

一応は研修プログラムの企画、制作を担当していたので、その内容自体は全く役に立たないようで役に立ち、役に立たないものを目指して制作されたものである。

(引用した画像の著作権は、荒木先生に帰属します)

第一回の内容

履歴書・職務経歴書のポイント

就職活動をするにあたり、まず必要となるのは「履歴書・職務経歴書」です。転職の場合は中途採用となりますので、新卒と違い、企業側としてはある程度明確に“これをしてほしい”という要求があります。「履歴書・職務経歴書」は、あなたがその要求にあった人材であることを説明する書面となります。ここで重要なことは、「何ができるのか」ではなく、「何をやってきたのか」が重視されるということ。なぜなら、「○○ができる」という主張は説得力を持たないからです(パソコンが得意です!と言いながら、実際はほとんど何もできない、というのはよくある話でしょう)。しかし、「○○をやってきた」という経験は、なかなか嘘をつくことができず、たとえ嘘をついたとしても、面接で問い詰めれば、その経歴がホンモノかどうかはすぐにわかります。
ですので、能力をアピールする次のような次のような書き方は望ましくありません。

(悪い例)
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<引用:ジョジョの奇妙な冒険 第6部>

超スゴイとか超ニガテとかいう大雑把なくくりもそうですが、そもそもスピードE、精密動作性E、成長性Eなんてスタンドのチョイスが間違っています。こうした独創的な履歴書・職務経歴書を作る場合でも、せめて「精密動作性:スゴイ、持続性:スゴイ」くらいは押さえておきたいところです。第二新卒あたりならば「成長性:超スゴイ」は必須でしょう。

(良い例)
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<引用:ジョジョの奇妙な冒険 第5部>

面接前の体調管理

当たり前のことですが、面接に臨むときは体調を万全にしておきましょう。前日は温めた牛乳でも飲んで、しっかりと睡眠をとり、酒は慎みましょう。最近は喫煙についても面接時においてマイナスになることもありますので注意が必要です。

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<引用:ジョジョの奇妙な冒険第4部>

次回からは就職活動のメインである面接について解説します。

to be continued...