2021-01-01から1年間の記事一覧

ボードゲームの雑感「作者の思想・信条・パーソナリティと作品について」

すぎやまこういちが亡くなったが、ドラクエの曲が東京五輪の開会式に使用されたことについて一部で批判があった。すぎやまこういちはその筋では有名な、いわゆる右翼的思想の持ち主で、また過去に反LGBT的なコメントをしていたためにそれが持ち出され、五輪…

ボードゲームの雑感「宝石の煌めきの貴族たち(2)」

前回に引き続き、宝石の煌めきの貴族タイルの人物を特定し、その略歴を述べていこう。前回は男性ばかり5名だったが、今回は残りの5名、すべて女性である。男性に比べて本人特定が困難で、いまだに確信がもてない人物も含まれていることは事前に了承された…

ボードゲームの雑感「宝石の煌めきの貴族たち(1)」

対応プレイ人数の関係で避けていた宝石の煌めきをようやく購入して早速プレイした。短時間で収束するゲームで感触は悪くなかったが、ゲームの世界観をそれなりに重視するおれとしては、ゲームのメインである貴族タイルに目が向いた。世界史好きで、塩野七生…

ボードゲームの雑感「トライオミノスの思ひ出」

なんとも懐かしいゲームが日本語版で登場するというニュースを見た。 www.dreamblossom.jp サムネになっているシークエンスも懐かしいが、なんと言ってもトリオミノスである。かつてあったシュウクリエイションという会社が、携帯できるゲームとしてポケッタ…

ゲームの雑感「“名作RPG”に関する5chの掲示板からの考察2 ゲーム性と世界観、自由度のはなし」

ファンタジーやSFといったジャンルの小説のみならず、ボードゲームやテレビゲームにおいて、世界観の描写というものは外すことのできない要素のひとつと言うことができる。アブストラクトゲームの中には純粋に世界観のないもの(チェッカーやヘックスなど)…

雑感「オリンピックにおける金をとりたい人々」

タイトルを「キンをとりたい人々」と読んで、「ああ、アスリートの大多数はそうでしょうよ」と思った人は一般的な感性の持ち主である。一方で「カネをとりたい人々」と読んだ人は人間的に少し問題のある感性の持ち主である可能性がある。もちろんおれは後者…

ゲームの雑感「“名作RPG”に関する5chスレからの考察1 名作とは何か」

ゲームに限らず何らかの創作物の評価について常につきまとうのは名作、駄作といった論争である。もちろんその論争の土台にすらあがらないものも無数に存在するのだが、知名度が高いものであればあるほど、そうした論争の的にさらされる可能性は高まる。今回…

気まぐれゲーム記録「ファミコン版ドラクエ3 最小必須アイテム縛り ~完~」

前回はバラモス討伐とそれに付随して起きた悲しい出来事についてレポートした。最終回の今回は一気にゾーマ打倒といくつかの検証について行った。前回までの内容は下記リンクを参照されたい。 cteam.hatenablog.com cteam.hatenablog.com cteam.hatenablog.c…

気まぐれゲーム記録「ファミコン版ドラクエ3 最小必須アイテム縛り ~3~」

前回の冒頭で触れた衝撃の事実が判明する今回はバラモス討伐までをレポートする。本縛りプレイの概要とこれまでの内容については下記リンクを参照されたい。 cteam.hatenablog.com cteam.hatenablog.com cteam.hatenablog.com

気まぐれゲーム記録「ファミコン版ドラクエ3 最小必須アイテム縛り ~2~」

最小必須アイテム縛りという名称にちょっと違和感を感じ始めたが、プレイを進めるうちに衝撃の事実が発覚したので、まあこのままのタイトルでいいかと思い直した今日このごろ。皆様はどのようにお過ごしでしょうか。今回はやまたのおろち征伐までを報告する…

気まぐれゲーム記録「ファミコン版ドラクエ3 最小必須アイテム縛り ~1~」

ようやく魔法使いがレベル35になり、アリアハン大陸を脱出できたので、まずは報告しよう。プレイできなかった期間も含め、ここまで実に3ヶ月以上かかった。以下、アリアハン脱出までのダイジェスト。

気まぐれゲーム記録「ファミコン版ドラクエ3 最小必須アイテム縛り ~序~」

しばらくブログの更新が滞っているが、年度末という非常に忙しい状況であることはもちろんだが、ちまちまとFC版ドラクエ3をプレイしているからである。ドラクエ3自体は何週もしているが、なんとなく思うところがあったため、プレイにあたっていくつかの条件…

雑感「K2の冬季初登頂に寄せて」

以前この記事で登山について書いた。この当時は8000m峰のうち、K2だけが冬季未登頂であったが、先日ネパールの登山隊によってついに登頂が達成されたらしい。 hypebeast.com この記事は数ある記事の中でもひとつの記事にすぎないが、日本人向けのメディアら…